家族が病気でも仕事から帰れない辛さ
家族が病気でも家に帰れない辛さ
わたしは家族に身体障害者がいます。祖母です。わたしが地元で働く事にこだわったのも実家から離れたくないからでした。
転勤がないから、安心して働ける。それが前の会社を選んだ理由でした。
しかし、実際には五年目辺りからわたししか分からない事もだんだんと多くなり中々思うように家に帰ることが出来なくなりました。
祖母が体調を崩す時はもちろんですが、母が体調を崩すと祖母に何かあればま対応できる人がいない為、私は家族が体調が悪いと仕事の効率が明らかに落ちてしまうダメ社員でした。
悩みがある状態で仕事をする効率の悪さ
わたしは、家族の状態に気持ちが引っ張られると、ミスも明らかに増えます。そして、効率の悪いコードを書きバグを量産させてスパゲティソースの完成です。
効率が悪いと分かっていても心配事があるとそちらに気を取られて、設計やコーディングが私は出来ません。
会社の利益を追求するとわかっていたとしても、どうしてもミスがミスを呼んでとても効率の悪い仕事をしていました。
難易度が高い仕事を辞めました
身体障害者の家族がいる事を極力話したくなかった私は、結局仕事を変えました。
ただ、前の仕事は大好きでしたし今でも戻りたい気持ちがあります。
前の仕事の人に同期の結婚式に会った時に、調子に戻ってきていいよと冗談で言われた時も本当に嬉しかったです。
大好きな仕事だからこそ、迷惑をかける前に立ち去ったという感じです。
自慢でないですが、前の会社は私以外の人はとても優秀な人が多く、頭を使う仕事だった為ある程度、実作業をこなすディスクワークに転職を考え始めました。
転職体験談は別記事で書いてます。
転職か独立か
うちの父も義理の父も自営業です。どちらも家族のこと為に普通の仕事は諦めて、自営業というみちを選びました。どちらも法人化して社員もいる為、自営業と呼ぶのも失礼かもしれません。
父は35歳で独立しました。義父は40歳だったと思います。
義父は死別による家事との両立のため。父は祖母の為でした。
(別のブログで書いてますが父は新興宗教にハマってしまってから、、、頼れる人ではなくなってしまいました。)
わたしは今30代前半です。35歳までには事務職をしながらスキルを身につけて、独立したいという強い思いがあります。
そばで見ていたからこそわかる。家族のハンデを覆せるだけ時間を作れて稼げるのが自営業や独立だとおもいます。
今は二足の草鞋を履きながら副業でスキルを身につけて、転職による帰宅時間の短縮によるスキルアップ期間だと自分に言い聞かせています。
もし同じ事で悩んでいる方がいたら、リスクを取って行動しませんか。わたしも今とても上手くいくか不安がある状態ですが、あの時に転職していなかったらどうなっていただろう?と最近思います。
もちろん、今の職場でも忙しい時期に重なって思うように帰れずに苦しい思いもします。
このブログでは同じような転職や独立に不安がある30代の人に聞いた話をまとめて弱い自分を奮い立たせようと思っています。
大好きだった職場や先輩と離れた今でも、少しづつ前に進む選択をした自分を誇りに思います。